発達障害にも種類がある

発達障害は脳機能の障害（病気）の事を指しておりますが正式な病名ではないです。あくまで様々な発達に関する障害をまとめた用語です。では実際にどのような障害があるのでしょうか。主に以下に分けられます。

• ASD（自閉症スペクトラム障害）
• ADHD（注意欠陥多動性障害）
• LD（学習障害）

ASDの主な特徴としては

• こだわりが強い…①
• コミュニケーションに難あり…②
• 同じ事の繰り返しを好む…③

等といった傾向が見られる障害です。僕が抱えている発達障害はこれに当てはまります。余談ですがかつてはASDと呼ばず自閉症のみでしたがアスペルガー症候群と似たような性質があることから連続的な性質（スペクトラム）があるとして扱うようになりASDと呼ばれる様になりました。特徴の②はともかくとして①と③は問題なさそうに見えますが以前にも書いた通り発達障害個人的には悪く言えば呪いのようなものと書きました。それぞれ何が問題なのかを以下にまとめました。

①に関しては服だったら余程の事がない限りジーンズを選んだり、趣味のゲームもレトロゲームを収集癖があり少しでも金銭的に余裕があればそちらにつぎ込んだりします。（２次的な問題で金銭管理が難しい）

②は成人した今でも苦労しています。特に苦労したのは小学生の時です。20年以上経過してほとんど思い出せないのに残っているのはいじめられた記憶だけです。これにより家に引きこもるようになりました。そうでなくても友人意外の人と口論になったりもしていました。達が悪いのはなぜけんかをしたのかを思い出せない事で先生と当事者で話し合う時にどうしてと尋ねられても答えられない事もありました。今では短気的な性格は収まりましたが成人した今は人に気をつかったり、注意、叱責に怯えるようになりました。（こちらも２次的な問題で適応障害になりました。）

③は読んで字の如くだと特に問題無いですが言い換えれば臨機応変な対応が出来ないことを指します。今やっている作業Aに他の作業Bが入ってしまうと作業Aの事が気になり作業Bに集中できないといったマルチタスクができないのも問題です。また僕は同じゲームをクリアしてはまた最初からやり直すを何回も繰り替えしています。（ちなみにそのゲームはスカイリムです）

次にADHDの特徴としては

• 注意力が欠如し、注意の持続時間が短い
• 年齢不相応の過剰な活動性や衝動性
• 落ち着きがない、待てない
• 行動の抑制が困難
• 思いついたことを衝動的に即座に行動に移してしまう

自分はADHDと診断された訳ではないですが最後の思いついたことを衝動的に即座に行動に移してしまうという事がよくあるので再検査すればもしかしたら軽度のADHDも診断されてしまうかもしれないです。（検査する予定は無いので分からないですし、頻繁に起きる訳では無いのでこの部分で困っては無いです。）僕はADHD持ちの人と関わったことは無いので辞書的な定義でしか書けないです。ただニュースサイトで偶にこの手のインタビューを見ると一言で大変なんだなとは思います。なんせ自制ができないせいで学生時代は言動に注意され、極度の衝動性で突然周りの人たちが予想もしない行動をとってただただ困惑させる等といったせいで自己嫌悪に陥ったりするでしょうから。

最後にLDの特徴についてです。

• 読字障害（読めない）
• 書字障害（書けない）
• 算数障害（計算できない）

こちらもADHD同様関わったことは無いので辞書的な定義でしか書けないです。（決して適当に書いている訳ではないです）もちろん困ることには違いないですが。これらはコミュニケーションの基礎を指していて読字障害で口頭で伝えられなければ理解できない、書字障害で頭で考えていることを紙に書き留められない、算数障害でスケジュールの逆算ができない等考えるだけでも色々苦労はするでしょう。

発達障害に種類は様々ありますが一つ共通していることは一目見ただけでは分からないということです。発達障害者には適切なサポート次第では症状のコントロールを学び個性としてうまく付き合っていけるようになる点があります。気づかないまま過ごしていくとどこかのタイミングでつまづいてしまい社会に適合できない問題（引きこもりや新たな精神疾患が発症等で就労出来なくなる等）に直面してしまいより対応が困難になるでしょう。この記事を読んで当てはまると感じたり少しでも違和感を持ったら

精神科もしくは心療内科に受診してください

大事な事です。決して恥ずかしい事でもないです。もう一度書きます。

精神科もしくは心療内科に受診してください